2012-05-26 3:35 by 仁伯爵

 私が作っているサイトで使っているレンタルサーバ業者は2つ。さくらインターネットと、KAGOYAである。さくらインターネットは、このブログでも取り上げたアンテナサイトを運営している。 KAGOYAでは、この前私が作った会社の企業HPと社内メールに使用している。さくらインターネットは、下から2番目の安いプランでもシェルログイン使用できたり、独自php.iniや.htaccessが使えるなど自由度が高いのが魅力である。その分、シェルログイン後の日本語環境などは自分で調える必要がある。Webサーバとしての日本語環境は契約直後の状態でも何ら問題はない。
KAGOYAは、下から2番目のSOHOプランではシェルログインは許可されていなかったり、DBが従量課金制であるなど、高級なイメージがあるがその分、セキュリティーの観点からは安心が出来る。アクセスが増えても、重くは成るがアクセス不能に陥ることはあまりない。
この2つのサービスのWebサーバの部分に付いては、外部に公開する物なので、自分の環境でテストしてから公開したい。PHPで記述間違いがあった場合など、画面が真っ白になってしまうので、そんなところを公開してしまっては、折角アクセスしてくれた皆さんの興味を削いでしまう。私の環境はそれほど大きなビジネスを抱えているわけでもない、個人レベルのHPと大差ないが、それでも折角興味を持ってくれた人々を逃がさないためにも、自分の環境で動くことを確認してから、本番サーバにアップしたい。そんな動機から検証用Webサーバを立てる事を決意した。

 KAGOYAで契約した環境とさくらインターネットで契約した環境ではそれぞれOS(FreeBSDとCentOSだった。)から、使用しているソフトウェアのバージョンまで多くの違いがあった。なので、それぞれに検証環境を用意したい。しかしながら、2台もサーバを買うほどの金銭的余裕が無い。日々の暮らしにも事欠くほどなのだ。昨今の電力不足の折、新たなサーバで新たな電力を食うよりも、既存の環境でなんとかしたいと言う立派な志も、微力ながら持ち合わせては居るのだ。

 既存環境を利用して、検証用環境を2つ用意するにはどうすれば良いか。

 やり方は色々ある。そもそもWebサーバ機能だけならば、仮想サーバなど作らずとも、WindowsにIISを入れてしまう事も出来る。WebMtrixなどを使えばさらにお手軽だろう。テスト環境をローカルに作る方法は数多く提供されておりどれもお手軽だ。たしかに、本来の目的はWebサイトの構築であり、サーバ構築では無い。時間を惜しむならそれでもいいだろう。しかし、それでは、環境をブラックボックスのままに放置してしまう事に成る。自分が作るWebサイトにはどういったミドルウェアが必要で、この機能を実現しているのはどのソフトウェアのどの部分なのか、知っておくとデバッグがやりやすい。サーバに付いての知識が乏しければ、その無知ゆえに発生したブラックボックスの中に原因を求めて真の問題の大本にたどり着くまでに大回りをしなければならないかもしれない。逆にブラックボックスに原因があった場合、疑う事は出来ても解決する事が出来ないと言う歯がゆい状態になってしまう。サーバ担当者に解決を依頼する事すらできない。Webサーバの構築ぐらいの手間は惜しむべきではないだろう。手を抜くべきは他にある。

 こんな時こそ、昨今流行の仮想環境があるではないか。今使っているWindowsパソコンに、仮想サーバを作って、そこにそれそれに環境に合ったソフトウェアをぶち込んで必要な時だけ動かせばよい。バックアップも簡単だ。仮想化した環境を記録媒体に詰め込めば、持ち運ぶことすら可能だ。無くしたりしたら危ないので注意は必要だが。私が今使用しているPCも、時代の流れでクアッドコアだ。そのコアの一つを仮想環境に回したところで、びくともしないのである。メモリも二次記憶領域も万全だ。ビデオメモリあたりに不安が残るが、サーバとして機能させるだけだ。Xサーバなど使わず、コマンドラインからひたすらコマンドを打つだけなのでなんとかなるだろう。リソース的には十分だと判断できた。

 しからば、いかにしてWindowsの上にUnixとLinux環境を作るのか。

 無償の仮想PCソフトはいくつかある。オープンソースのQEMU on Windows、Microsoft社のWindows Virtual PC、Oracle社のVirtual Box、Vmware社のVmware、などが候補に挙がった。

 QEMU on Windowsについては、オープンソースで面白そうだ。と思ったが、Windows版が更新が停止されている様だ。今回の採用は見送る事にした。

 Microsoft社のWindows Virtual PCは無償で提供されており、素晴らしい。ゲストOSがWindowsならこれがいいかと思ったが、今回はFreeBSDと、CentOSがターゲットなので今回はこれも見送る事にした。

 Oracle社のViretual Boxについて、これは無償でゲスト、ホスト共に幅広いOSに対応している。そして無償である。Windows8の評価版が出た時にはすでにWindows8用の仮想マシンが用意されてた。すばらしい、完璧である。そして本体はオープンソースだ。Sunに買収され、Oracle社に買収され転々としているが、無償のまま提供されていることに只々感謝である。今回はこれを採用した。

 最後にvmware社のvmwareである。これはビジネス用にも多くの実績があり、大きな規模で展開されている。仮想環境の実行用のvmware Playerなど、一部無償である。お金が足りない私は今回はこれも見送った。

以上の理由から、Virtual Boxを使用して、さくらインターネット用にFreeBSD、 KAGOYA用にCentOSの仮想サーバを作り、apache、MySql、PHPの環境を構築することを決めた。

 またまた長くなってしまったが、アンテナサイトシリーズと並行して進め、別シリーズとして次回からは実際の作業の過程につてい書いて行こうと思う。

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