2012-06-06 8:25 by 仁伯爵

 仮想化Webサーバシリーズである。今回は、前回、仮想化された検証WebサーバをVirtualBoxで作ることを決めた私が、行った色々インストールの御話である。

 CentOS( KAGOYA用)と、FreeBSD(さくらインターネット用)の2つの環境を構築する。それぞれ、kensho01とkensho02と名付けた。 KAGOYAとさくらインターネットの本番機はどちらもOSは最新では無く、さくらインターネットなどは相当古いバージョンを使ってる。本来検証環境と云う物は、本番環境と使うソフトウェアのバージョン、パッチレベルまで同じものを用意するべきだ。そうでなければ検証環境とは呼べない。しかし、各OSの最新の更新情報をみて見ると、新しい技術なんかが取り入れらていて、大変魅力的に映ってしまった。そのうえ、古いOSのメンテナンスノウハウは持っていると便利なのだろうけれど、これから使う予定が私にはなさそうだった。それならば新しい物のやり方で覚えておく方が良いだろう。今回作った仮想環境も、コピーして他の検証に使ったりもするかもしれない。そうれであれば、新しいOSの知識の方が汎用性は高そうだ。などと言う言い訳を用意して、新しいバージョンの物をどんどん入れて見た。本番と違いが出れば、新旧でどこが違うかというノウハウの蓄積も出来る。お客様に提供するシステムでこんないい加減な事は出来ないが、自分が使うだけの環境ならばそれでいい。それによっておこる不具合を解消する経験は、ちょっとした武器に成る。そんな気がした。

 なので今回は、CentOS6.2の64bitと、FreeBSD9.0 amd64を使用して、VirtualBoxもサイトで最新版をダウンロードしてインストールした。必要な物は、両環境とも以下の者だろう。

  • PHP
  • Apache
  • Mysql
  • おまけでphpmyadmin

 まずは、これらを入れるための、OSを入れるための、仮想サーバの作成だ。VirtualBoxを起動し、ギザギザの”新規”ボタンをクリックすると、新規仮想マシン作成ウィザードが始まる。ここで、それぞれ以下を指定する。

kensho01

  • 名前 … Web検証一号機( KAGOYA用?)
  • オペレーティングシステム … Linux
  • バージョン … Redhat(64bt)
  • メインメモリのサイズ … 512M
  • 起動ディスク … 新規のハードディスク作成
  • File Type … VDI
  • Strage details … Dynamically allocated
  • サイズ … 8GB

kensho02

  • 名前 … Web検証二号機(さくら用?)
  • オペレーティングシステム … BSD
  • バージョン … FreeBSD(64bit)
  • メインメモリのサイズ … 512M
  • File Type … VDI
  • Strage details … Dynamically allocated
  • サイズ … 8GB

 これで器が2つ出来た。それぞれにNICの設定をして置く。出来たサーバーのアイコンを右クリックし、[設定]をクリックする。
続いて[ネットワーク]を選択し以下を設定する。

アダプタ1

  • ネットワークアダプタを有効化 … チェック
  • 割り当て … NAT
  • ケーブル接続 … チェック

アダプタ2

  • ネットワークアダプタを有効化 … チェック
  • 割り当て … ブリッジアダプタ
  • ケーブル接続 … チェック

 この設定を、Web検証一号機(KAGOYA用)、Web検証二号機(さくら用?)の両方で行う。これで、アダプタ1ではNATを利用してゲストOSからインターネットへ接続する事が出来る様になり、アダプタ2ではホストOSと同じセグメントのIPアドレスを振ると、なんと、ホストOSと同じセグメントにある機器からゲストOSへアクセスする事が出来てしまうのだ。此処を、ホストオンリーアダプタにして置くと、アダプタ2ではゲストOS同士のみアクセスできるが、外からのアクセスはできないと言う環境も作れる。今回は、作った検証環境に、手持ちのスマートフォンを無線LANで同じセグメントに接続し、そこからアクセスして表示がどうなるか確認したかったので、ブリッジアダプタを採用している。いわゆる今流行のレスポンシブデザインと云うやつを目指しているのだ。どの画面サイズの端末から見ても要素を並び替えてちゃんと綺麗に見えるデザインにあこがれているのさ。

 この状態でサーバーのアイコンを右クリックし、[設定]をクリックして、今度は[ストレージ]を選択する。そこから空のCD/DVDドライブを選択し、右の「属性」欄にあるちっちゃなCDのアイコンをクリックして、「仮想CD/DVDディスクファイルの選択」から、ダウンロードしたインストールメディアイメージのファイルを選択して置く。これで、サーバにインストールDVDを突っ込んだ状態になっている。あとは、サーバーのアイコンを右クリックし、[起動]をクリックすれば、仮想サーバの電源が入る。電源が入ると言っても仮想サーバの話なのでプログラムが走り出すだけだ。ここまでくれば後は、普通のサーバを使っているのと同じ要領でOSのインストールを行っていけばいい。一つ注意が必要なのは、仮想サーバの画面ウィンドウ内にマウスを持って行ってクリックすると、マウスのポインタが消えてしまう。ゲストOSに入力デバイスがフォーカスされているからだ。ホストOSへ入力デバイスを戻すには、キーボードの右のCtrlキーを押せばよい。初めてVirtualBoxをつかった時に、ここに気付かずあわててしまった。

 各OSのインストールについては、各所で詳しく解説されているのでここでは割愛させていただく。次回からは、OSの各種設定、各種ソフトのインストールを行っていこうとおもう。震えて待て!

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