震災が起きて以降、生活必需品の買占めが起きている。今の首都圏で起こっている買占めは合理的でないと思う。
近所のスーパーやコンビにで売り切れ状態が続いている代表的な品目は・インスタント食品・レトルト食品・水・カセットコンロ・電池・トイレットペーパー・パン・牛乳など。
対して、野菜や魚などの生鮮食品は普通に売られている。首都圏の流通は細くはなったが死んではいない。みんな軽いパニックになっているみたいだ。こんな時こそ計画的な買い物が重要だと思う。
パンや牛乳は、そんなに日持ちがしない。消費期限内に消費してそのつど買うのなら、買いだめしても良い事は何も無い。
乾電池は大量にあっても意味が無い。本当に乾電池が必要な人間は普段から充電式の乾電池を使っている。そうでない人間が災害時に使う目的はラジオと懐中電灯だろう。ラジオと懐中電灯はそんなに大量の電池を必要としない。乾電池なんか買うよりも、ポータブルバッテリーを買ったほうが良い。
トイレットペーパーも、何日分を想定して買い貯めしているのだろうか。そんなに長い篭城を想定しなければ買いだめするほど必要は無い。
阪神大震災の時に役に立ったのは、サランラップ、ガムテープ、ゴミ袋、キッチンペーパーだ。どれも売れ残っていた。いまなら、ポータブルバッテリーやソーラー式発電シートが加わるだろうか。どれも、皆で共有できる。どちらにしても買占めしても良い事なんて何も無い。
今の首都圏で起こっている買占めは合理的でないと思う。